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2009年1月24日土曜日

ミニクーパーのエキマニにA/Fセンサーボス溶接

かなり前に、ミニクーパーの社外品エキマニにA/Fセンサー用ボスを溶接したときの写真が出てきました。このときは、知り合いの作業場を借りて作業をしました。

エキマニへの穴加工およびセンサー用ボスの加工

ローバーミニクーパーのエキマニA/Fセンサーボス穴加工

ホールソーを使ってエキマニに穴空けをして、ヤスリでA/Fセンサー用ボスの加工をしているところです。
M18×1.5 なんてタップを買うより安かったので、A/Fセンサー用ボスは市販品を使いました。

ちなみにエキマニのメーカー等は不明です。

A/Fセンサーボスをミニクーパーのエキマニに合わせる

ミニクーパーのエキマニA/Fセンサーボス合わせ


ミニクーパーのエキマニMIG溶接の準備

クラシックミニのエキマニA/Fセンサーボス溶接

CクランプでエキマニとA/Fセンサーボスを仮固定して溶接に入ります。

ミニクーパーのエキマニMIG溶接中

何点か点付けでA/Fセンサーボスを仮止めし、クランプをはずしてMIG溶接をしてしまいます。

エキマニへのA/Fセンサーボス溶接後

ローバーミニのエキマニA/Fセンサーボス溶接後

久々の溶接だったのでボコボコで汚い orz

MIG溶接跡の加工

オールドミニクーパーのエキマニA/Fセンサーボス溶接修正

ピンホールやクラックが無いか確認しながらヤスリで形を整えて誤魔化して終了。


この数年後、 エキマニ変形し大掛かりな修理をする事 になろうとは予想だにしてませんでしたが・・・。

2008年4月13日日曜日

ミニクーパーのスリーボランチ風タンポポ

散歩をしていたらタンポポが目にとまる。

ローバーミニクーパーのエキマニみたいなたんぽぽ


3つのツボミが1本の茎に集合して、スリーボランチと呼ばれるミニクーパーのエキマニみたい?

ミニクーパーのスリーボランチ風タンポポ
ローバーミニのエキマニ

ちょと強引?

ちなみにミニクーパーのA型エンジンヘッドのポート

ローバーMINI COOPERのエンジンヘッド


丸いのが吸気ポート2つ、四角いのが排気ポート3つです。それでもミニクーパーは4気筒~

2006年6月18日日曜日

ミニクーパーの爆音の修理 空燃比センサー ボス加工編

新品エキマニへの交換&空燃比センサーのボスの取り付け加工です。

オイラのミニクーパーは、キャブレター仕様の1000ccですが、セッティングを楽するため空燃比計、A/F計を付けてあります。

ミニクーパーのエキマニ


ミニクーパーのエキマニが歪んでた

嫌な予感はしていたのですが、エキマニ は今回の ドライブシャフト との干渉の原因になった部分の変形以外にもあっちこっち歪んでいて、引っ張ったり、押したりの修正でなんとかなるレベルでは有りませんでした(T_T)
分かりやすいところで、平らな面にエキマニの面を付けると明らかに真ん中だけ浮いているの図。

ローバーミニのエキマニゆがみ
ローバーミニクーパーのエキマニ歪み

油圧プレスを借りたり、あぶりながらバールで力をかけて曲げてみたりちょっとは、悪あがきはしてみたのですが、こんな状態なのであっちを合わせるとこっちが ・・・

新品のエキマニを購入

結局、修理はあきらめ新品のエキマニをを手に入れました。”ManiFlow”の、エキマニです。

ローバーミニクーパーのエキマニ比較
Rover MINI Cooper のManiFlow製エキマニ

このManiFlowのエキマニを選んだのは形がよさげだったのと、溶接等の作りを見てこれにしました。

でも集合部のところまでの太さが今までのものより太いので、抜けが良くなりすぎて低速トルクが細くならなきゃいいけど?

このエキマニはキャブレター車用なので、当然”空燃比センサー”取付けボスは無いので加工する必要が有ります。

空燃比センサー、A/F、O2、LAFセンサー用ボスの取付加工

一度エキマニを車体に仮付けして、マジックで大体の位置をマーキングして決めました。BOSCHのLAFセンサーを使用しているのですが、こいつは被水に弱いらしいので水がかかりにくくて、周りと干渉しないところを選びます。
排気干渉等を考えると集合してすぐの場所に空燃比センサー付けるのもどうか?とも思いますけど・・・

空燃比センサー用のボスは買うと案外高いので、古いエキマニを切り刻んで取り外しました。

ミニクーパーの空燃比、A/F、O2、LAFセンサーボス取付加工

空燃比センサーボスのネジは、M18×1.5 という余り見ないサイズなのでホームセンターで簡単に入手なんてわけにはいきません。噂によると建築系の専門店には有るとかないとか?

エキマニをホールソーでくり抜いてボス穴を空けます。マーキングと穴の位置がずれている気もしますが、いつものごとく途中で気が変わりました(^_^;)

ローバーミニのエキマニ空燃比センサー、A/F、O2、LAF穴ホールソー加工
MINI Cooper のエキマニ空燃比センサー穴ホールソー加工中
ROVER MINI のエキマニLAFセンサー穴

空燃比センサー のボスがエキマニに合うように、ヤスリで穴形状を修正をして合わせます

ローバーミニクーパーのA/Fセンサーボス合わせ

次はエキマニと、空燃比センサーボスとの溶接です。でも溶接機は持っていないので、近所の鉄工所でくっつけてもらいました。400円でした。その日の気分によって変動?

溶接すると必ず歪が出るので、空燃比センサー の取り付けネジ部にタップを通しておきます。
空燃比センサーの所に使われるネジは
 M18×1.5
という余り使わないサイズですが、なぜかタップを持ってるヤツ

ミニクーパーO2センサーボス穴のタップ加工M18P1.5

ついでなので、ちょっと上に”排気温センサー”を取り付けるため1/8PTの穴も追加しておきます。
あとは空燃比センサーのネジ部に焼きつき防止剤を塗って、組み付け終了です。

クラシックミニクーパーのエキマニ空燃比センサー取付け
オールドミニクーパーのA/Fセンサー取付加工終了

あとは 純正のSUキャブレター を、オーバーホール をしたらエンジン組めるかな~

2006年6月17日土曜日

ミニクーパーの爆音修理 エキゾースト マニホールド・ガスケットにちょっとコワダル

ミニクーパーのエキマニ、インマニの組み付けに入る前に、マニホールドガスケットの話です。

ミニクーパーのマニホールドガスケットの種類

オイラの知ってる限りミニクーパー純正マニホールドガスケットには、2種類あります。上が旧の純正で、下が1300インジェクションの純正

ミニクーパー用マニホールドガスケット比較

どちらマニホールドガスケットもミニクーパー純正部品なので穴径・穴位置や値段はほぼ同じで互換性が有ります。

ミニクーパーのマニホールドガスケットの違い

2つの純正マニホールドガスケット何処が違うかというと、

  • 旧タイプのマニホールド ガスケットは、鉄板の両面を耐熱の繊維と樹脂?で固めたもの
  • インジェクション用純正のマニホールド ガスケットは、マニホールド側が鉄板で、ヘッド側が繊維と樹脂?で固めたもの+排気側のみ鉄板を回しこんである。

と言う違いがあります。上が1300インジェクション用純正マニホールドガスケットのマニホールド側の鉄板面、下が排気部分の鉄板の回しこみ部

ローバーミニクーパー用マニホールドガスケット裏側
ローバーミニ用マニホールドガスケット排気側の拡大


インジェクションミニクーパー用マニホールドガスケットを使う利点

マニホールド ガスケットの排気ポート部分に鉄板を回しこんで有ることで、エキマニ側のシール面圧が高くなる&排気が鉄板としか接しない為、マニホールドガスケット抜け が起こりにくくなります。
吸気側は回しこんでないですが、温度も圧力も低いので滅多に抜けないので問題ないと思います。
社外品のインマニ、エキマニにして、セパレートにしているのならインジェクション用のマニホールドガスケットを使った方が安心だと思います。

ただし旧タイプ純正のマニホールドのように、インテークとエキゾーストのマニホールドが一体成型されている場合はお奨めしません。
排気側の鉄板回し込みにより吸気側が浮いてしまい面圧下がり空気を吸う原因になる可能性があるので旧タイプのマニホールドガスケットを使ったほうがいいと思います。

というわけで今回は、旧タイプの純正マニホールドガスケットの手持も有ったのですが、今回はインジェクション用のマニホールドガスケットを使用する事にしました。

蛇足ですが、親切?なことに鉄板側には”MANIFOLD SIDE”と刻印までしてあるのでミニクーパーのパーツにしては珍しく?親切です。

MINI Cooper 純正マニホールドガスケットの刻印

2006年5月22日月曜日

ミニクーパーの爆音の原因

前回のローバーミニの爆音の原因を確認します。

ミニクーパーのエンジンをかけ暖気をしようとしたら、前側から明らかに直管っぽい音が orz
確かに最近なんとーなーく排気音が大きくなってきている気もしていたのですが・・・社外品のエキマニが割れたかな?

諸々を考え、直すことにします。走行中にマフラー落ちたらシャレにならんし

ミニクーパーの爆音原因確認

前側から音がするので、エキパイが割れたか、差込が抜けたか??と思いつつも、とりあえずエンジンルームから確認します。特に排気が漏れている様子は見つかりません?

ハテ?いやなものが視界に・・・。ドライブシャフトのブーツが破れてる。

でもここは交換して、1年ぐらいだから普通破れるにはまだ早いんだけどな~。グリスの飛び散り方を見ると破れて日は浅いようなので、今度でいいやと

ローバーミニクーパージャッキアップ中
ミニクーパーの 排気漏れ

ウマをかけて外したタイヤを床下に押し込み、車体下にもぐると、エキマニの差込の部分が黒くすすけているのでここから排気が漏れているようです。
とりあえず抜けかけてるエキパイを差し込もうと、クランプを緩めて入れようとしたけど

 どう頑張っても入らない~

となると問題は、触媒が後ろに下がっているのか、エキマニが前に動いているのか?
見たところ後ろは定位置にありそうなので、前???

ローバーミニのエキパイ干渉

なんかドライブシャフトのアウターの表面が不自然に綺麗に光ってるような?
っうか、エキマニとドライブシャフトが、ガンコ当たっとぞいや orz

とりあえずバールで、エキマニを、こじってはみたけれど、ピクリとも動きやしねぇ~

ミニクーパーのエキマニ変形原因の推定

このエキマニを組んだ時は間違いなくドライブシャフトとの隙間は有ったので、エキマニが変形した模様
振動や外力で変形したとは思えないので、エキマニの残留応力がいたずらしたか?
だとすると、夏のパーコレーション・吸気温対策でエキマニに耐熱布を巻いたのが裏目に出たのかもしれない?
これならブーツが破れたのは加熱のせいと考えると合点がいきます。

というわけで、やっぱりドライブシャフト外す運命でした orz

ミニクーパーのタコ足タイプのエキマニを外すにはドライブシャフトを外さないと干渉するので外れません。
 ↓
ドライブシャフトを外すにはオイルを抜かないとシャフトを外したダダ漏れになります・・・。

というわけで、かなりやりたくないです。

ミニクーパーの変形したエキマニを取り外す

  1. まずは、エンジンオイルを抜きます
  2. 右のタイヤを外します
  3. 作業しやすいようにウマを1段高くして、ボールジョイント、ブレーキキャリパーを外します

MINI Cooper のボールジョイントリムーバー使用法
ローバーミニクーパーのブレーキキャリパー外し

ブレーキ配管を外すとブレーキエア抜きをしなければならなくなり、面倒な作業が増えるので車体側に残して、ホースに無理がかからないようにしておきます。

このときボールジョイントリムーバーという専用工具SSTが有るといいです。

専用工具を使わない方法としては、

  • ネジの部分をたたいて外す。かなり邪道ってか素人以下。ねじ山がつぶれたり曲がったりするので、やめましょう。
  • ネジにナットをかけてたたく。嵌め込みがゆるければいいのですが、硬い場合ねじ山が壊れたり、曲がったりする事があるのでオイラはやりません。
  • ナックル側の、とある部分をたたく。ヘインズにも書いていました。カンナ歯と似たような原理?コツを覚えると簡単に外れますが、慣れが必要です。たたき方が悪いとナックルが変形します。ただしアルミのナックルはやらないほうがいいと思います。

と、いうのをよくやられているようですが?ジョイントやナックルを壊す前に専用工具を使ったほうがいいです。
アストロプロダクツあたりで安いものは1000~2000円で売ってますから。ボールジョイント買いなおす前に・・・

ミニクーパーのドライブシャフトインボード


ここまで外れると、ドライブシャフトが抜けてきます。
今回はブーツが切れているのであっさりと抜けてしまいました。グリスをふき取った後の写真です。
ただし、ブーツが生きている場合は、ドライブシャフトのアウターの外径がサブフレームの穴径より大きいので、車載の状態でシャフトと等速ジョイントを分離しないと抜けてきません。
 知っていればそんなに難しい作業では無いのですが、初めてでは難しいと思います。

ミニクーパーのミッション側ドライブシャフトのアウターを外す

ローバーミニクーパー用ドライブシャフトセパレーター

ドライブシャフトセパレーターとハンマーを使って、ドライブシャフトのアウタージョイントを外します。マイナスドライバーでコジル人って外す人も居るようですが、変なコジリ方をするとオイルシールに傷がついて交換部品が増えて泣きます。
このときオイルを抜いていても、部分的に溜まっているオイルが出てくることがあるので、真下に居てはいけません。念のためオイルの受け皿、ウエスの類は真下に置いておいたほうが無難です。

セパレーターは、さっき見た黒い工具の一部のようにも見えますが???
秘伝?の削り加工を入れて使えるようにしてあります。

ミニクーパーのインマニ・エキマニを止めているスタッドを抜く

ローバーミニクーパーのエキパイ スタッドをダブルナットで外す

ここまで来てようやく、インマニ・エキマニを止めているスタッドを6本抜きます。
スタッドは、ダブルナットにして抜きました。あとはキャブを取っ払います。
キャブの配管を外すときは、燃料ラインに残圧が残っていると水芸のごとくガソリンが噴出しますのでウエス等でガードをしたほうがいいです。またエンジン・エキマニ等が熱い状態や、くわえタバコでやると火災原因になる場合があります。

ミニクーパーのエキマニを外す

ローバーミニクーパーのエキパイはずし中

インマニを外して、エキマニの下側のクランプを緩めて、揺さぶりながらエキマニの勘合を抜いてやるとエキマニがようやく外せます。
このときウマがしっかりかかっていないと、最悪下敷きになって死ねますのでウマはしっかりかけましょう
蛇足ですがキャブなのにA/F計を付けたのでLAFセンサーがついています。


ここまででなんだかんだ言って作業時間1時間ちょっと・・・

ローバーミニクーパーのエキパイ干渉跡

エキマニの細部を見るとドライブシャフトと干渉していた部分のパイプが見事に凹んでる・・・。
幸い?凹みの割りにほとんど削れていないので、穴空きは免れているようです。

エキパイ接続部のやはり差込が抜けそうになって爆音になっていたようです。

ミニクーパー修理作業考え中


さて、曲がったエキマニは、どう直すかな? ユリゲラーが来て、いい感じに曲げてくれないかな~
つづく

2006年5月11日木曜日

ミニクーパーから爆音が orz

天気もいいので、ミニクーパーで出かけようと暖機をはじめたら、なんか直管にしたみたいなバリバリ音が orz
マフラーのクランプ緩んでマフラー外れたか?と、ミニクーパーをウマにかけて下に潜って見てみると・・・

ローバーミニクーパーのエキパイが干渉
ROVER MINI Cooperのエキパイ干渉跡

というわけで、壊れてます。