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2010年12月19日日曜日

アイドリングでヒーターが効かないミニクーパーにヒーターポンプを追加する 1

101219

うちのミニクーパーはラジエターファンを電動化改造しオーバークール対策済みなので、水温自体は真冬でも80~90℃ぐらいで安定するから、走行中は暑いぐらいヒーターが利くのですが、アイドリング中はヒーターが殆ど効かず寒い。

ヒーターの効きが悪いというより、安定しない状態。

アイドリング時の冷却水流量が不足しているのは明らかなので、ヒーターの流量UPを試してみようと思ってみる。
小型の電動ウォーターポンプを探していたら、まんまヒーターポンプと言うのがあるらしい?


そこで入手した中古部品の欧州車用ヒーターポンプ。ただし不動品。だって新品は$400ぐらいなので、3~5万円?

DENSO製ヒーターポンプ MNC67100AC 064100-0650

日本車は記憶に有る限りヒーター用にポンプを採用している車は知らないですが、欧州車等はヒーターの効きを安定させる為?に採用している例が多いようです。


不動品の原因確認のためモーター部を分解してみると・・・

Jaguar用ヒーターポンプのモーター内部確認


カーボンブラシへの配線が断線?

ジャガー用ヒーターポンプのコミュテーター周辺拡大
ジャガー用ヒーターポンプのカーボンブラシ断線

というか、ブラシが磨耗限界超えて、導線まで摩耗で断線というか、なんと言うか???

カーボンブラシを取り外してみると、摩耗限界をとっくに超えているのがわかるかと。

ジャガー用電動HEATER pump brush の状態
Jaguar用電動ヒーターポンプのカーボンブラシの磨耗具合



カーボンブラシを交換すれば治せそう?と、安易に思ったけど、カーボンブラシの入手に泣く(T_T)
 ・ネットで補修部品を探してみたけど無いっぽい。
 ・欧州の専門業者のところにも見つからず。
 ・電動工具用のカーボンブラシを見ても大加工しないと使えなそう。
・・・。

欧州車の純正ヒーターポンプなのですが、実は日本デンソー製の Made in Japan

HEATER PUMPは、デンソー製 MNC6710AG 06100-0650

ポンプ本体の印字は、
 MNC6710AC
 06100-0650
 12V 01-99
 DENSO
 MADE IN JAPAN
と書いてあります。

DENSO製で日本産ということは、
電装屋(スターター、オルタネーター、エアコン等の電気関係が得意な自動車修理業者)に行けば手に入る?
と、
何度かお世話になった事のある電装屋さんのところで型番
 064100-0650
で検索してもらいましたが・・・。
そもそもパーツのデータベースに無いそうで orz

 流用出来そうな物は無いですかね?

と聞いてみましたが、その道のプロですら、
 こんなに小さいカーボンブラシ見たことがない
そうで、流用も厳しそう。

ついでに世間話
最近はヒーターブロアのカーボンブラシですら補修部品が手に入らないようになっているとか?
昔は、カーボンブラシ業者が有ったんだけどみんな廃業してしまった。
メーカーは、カーボンブラシが摩耗して動かなくなる頃には他の部品もダメになって来ると思っているようだ

等々、カーボンブラシにまつわる話が聞けましたが、結局、目当てのブツは手に入らず (T_T)
ここまでで、ヒーターポンプを入手してから2週間が経過し・・・。



純正カーボンブラシの入手は諦めJUNK箱あさり。2種類見つけましたがドチラも、帯に短し襷に長し。

ジャンク品のカーボンブラシ

昔、JUNKモーターから外したりして取っといて良かった。ま、逆に言うとこんなん取っておくからガラクタだらけで収拾つかない orz


かなりやりたくなかったんだけど、大は小を兼ねると、カーボンブラシを加工しました。
柔らかすぎるのでヤスリ1当てで、かなり削れるし平行に加工したいのでJUNKなUSBケーブルを治具にブラシ加工。

カーボンブラシの加工中


手とか周り中真っ黒。しかも柔らかいから削り過ぎないように気を使うし~。だからやりたくない。

カーボンブラシの加工終了


カーボンブラシがガタ無くスムーズに動くように当たる部分を削り最終調整をしつつ、ブラシを組み込み、ハンダ付け。汚れを洗浄して作動確認。

ジャガー用ヒーターポンプモーターのカーボンブラシ交換終了


モーター側の修理が終わったので、ついでにポンプ側。
磁気カップリングと呼ばれている方式らしい。モーターで磁石を回して磁力でインペラを回す。

ウォーターポンプに使われる磁気カップリング

シールの寿命や、軸のガタによるウォーターポンプの水漏れトラブルが起きにくいように考えてあるようです。


分解しなくても良かったのですが、ポンプ側の状態を確認。キレイで問題なさそうです。

ジャガー用ヒーターポンプの中身


ヒーターポンプのモーター修理で疲れたので、ミニクーパーへの取り付けはあと回し。

2010年6月13日日曜日

ミニクーパーの暫定ヒーターホースからのクーラント漏れ修理

耐熱不足を知りながら汎用の耐水ホースを使ってみたら、当然の如く2週間ほどでクーラント、冷却水漏れを起こしてしまった、暫定ヒーターホースの交換です。

オールドミニの暫定ヒーターホース
旧型ミニクーパーのエンジン側つなぎ目から冷却水漏れ


クーラント漏れによるクーラント不足はオーバーヒートの元なので、要修理。

取り外したホースと、新品のホースを比較すると明らかに白っぽく変色して劣化しているのが分かります。

旧型ミニクーパーの暫定ヒーターホース比較


部品がなければ何も始まらないのでホースガレージ.comさんに木曜深夜に注文出したら、土曜に配達されました。はやっつ!!

通販購入したヒーターホースが届く


弘進ゴム製ヒーターホースφ16と、ついでにSTARFLEX製フューエルホースφ6mmを購入しました。
そろそろタンク側の燃料ホース交換しないと、いけなさそうな?車齢21年オーバー。

STARFLEX製フューエルホースφ6mmと、弘進ゴム製ヒーターホースφ16mm


弘進ゴム製ヒーターホースは耐圧0.2MPa、2kgf/cm2、耐熱120度だそうなので安心して使用できます。

弘進ゴム製ヒーターホースφ16mm


抜けた分のクーラントを足して、ヒーターホース交換終了。
あとでヒーターホースのレイアウトを見直すつもりがあるので、とりあえずヒーターホースは長目で繋いでおく。

ローバーミニのヒーターホース交換終了


それから、クーラントはちゃんと規定の濃度のものを足しましょう。

知り合いはクーラント漏れが起こっているのを知っていて、修理ぜずに、水道水補給で誤魔化し続けて・・・。
最終的に冷却水路の鍾乳洞化が進み、ラジエターの何十本もあるコアがほとんど塞がり、残った数本も鍾乳洞状態で、ほとんど水が流れなくなり、ちょっとペースを上げただけですぐにオーバーヒートするように・・・。なんて事が昔ありました。

その時はラジエターのカシメを起こして分解して半日かけ穴掘り修理しましたが、割に合わない作業過ぎて今なら新品交換するレベル。
そんなラジエター詰り状態でも街乗りぐらいなら冷却なんとかなるんだ~と、驚いた記憶があります。

2010年6月11日金曜日

ミニクーパーの暫定ヒーターホースが劣化し冷却水が漏れた

ミニクーパーのオイル交換待ち時間に周りを点検していると、キャブレター交換時する際にヒーターホースレイアウトを変更するのに使った耐圧ホースの色が白っぽく変色しているのに気がつく

ミニクーパーの暫定ヒーターホースが白く変色

ホームセンターで簡単に入手できると言う理由だけで流用していた
 TOYORONホース
が半月ほどで劣化 orz

メーカーが、

耐熱60℃

と言っているものを100~120度にはなるヒーターホースに使った、オイラのせいです。

まぁ
 やっぱりダメだったか~
なんですが、思ったより持たなかったなと。
 応急で使うのも躊躇する感じ。
ホースのせいではなく、スペックを外れる使い方する方が悪いのです。

というわけで、透明のハズのホースがエンジン側に行くほど真っ白!!

旧型ミニクーパーの暫定ヒーターホースが白く変色

エンジン側は特に熱がかかるというのが分かる感じ?

ついでにエンジン側のつなぎ目からクーラント漏れているし、クランプの下はヒビ入ってそうな気が?

ローバーミニのエンジン側つなぎ目からクーラント漏れ

冷却水漏れによる、冷却水不足はオーバーヒートの元なので、耐熱120℃ぐらいあるホースにしなくちゃダメそうだな~と、ホース専門店のネット通販で注文。

2009年11月15日日曜日

ミニクーパーのヒーターコア掃除

ミニクーパーの純正ヒーターユニットは、口の悪い人には
 ホコリ循環式
といわれるように、足元の吸い込み口から吸い込んで空気を循環させる方式な上に、フィルターも入っていないので、ヒーターコ表面にホコリがへばり付きます。

効きが悪いと言われるミニクーパーのヒーター性能を出し切るために、寒くなる前にヒーターユニットの点検・掃除をしておこうと思います。

まぁヒーターが効かない主原因は、回りっぱなしの機械式冷却ファンのせいで上がらない水温と、アイドリング流量の少ないウォーターポンプなのですけど。対策には、どちも大改造が必要だったり?

ローバーミニクーパーのヒーターコア掃除

ヒーターユニット自体は、噴出し口切り替えのパネル後ろのタッピングネジ2本と、後ろ側のナット2個、ヒーターホースと、スイッチハーネスで外れますが、今回はとりえず点検と思っているのでヒーターホースはつけたままで横着。

ヒーターユニットを取り外す前に、ヒーターユニット側のヒーターホース付け根は樹脂部品なのでちょっと引っ張っただけで割れたりして冷却水漏れの原因になる可能性があります。ミニクーパーは最終年式でも10年以上経過した旧車な上に、熱のかかる樹脂部品なので劣化しやすいので要注意。
最悪、作業中に室内にクーラントをぶちまける可能性も?

個体や年式により使用しているヒーターコアが違うので、樹脂じゃないものも有るようです?樹脂じゃない物もシールのゴムが劣化して水漏れしたりする事があるようです?

ROVERミニのヒーターホース付け根の破損注意

オーバーヒートの経歴があると変形して水漏れしたりする可能性が高いです。
オイラのミニクーパーは、シール材塗ったぐって誤魔化してあったり・・・。

オーバーヒート後しばらくしてヒーターコア付け根からのクーラント漏れが起こり修理したときに、ヒーターユニットを取り外しついでに掃除してあるのですが相当ホコリが溜まっていて汚い。

オールドミニクーパーのHEATER UNIT取り外し


とりあえずヒーターユニット内部の点検だけならば、ヒーターホースが接続されていない助手席側の蓋を外せば点検できます。
完全分解すると組み立ては大変だし、クーラントを抜いたりかなりメンドクサイので、点検してからどうするか決めようと言う算段

クラシックミニクーパーのヒーターケース蓋のネジ


前側のタッピングネジだけ先端が短くなっています。先端が長いネジを付けると噴出し口切り替えのフラップと干渉するので不具合の原因になりかねません。

ミニのヒーターユニットネジが1本だけ違う


とりあえず片側のカバーが取れました。

MINIのヒーターコア状態

ヒーターコアにホコリは、ほとんど見当たらないので無駄作業?
以前、ヒーターユニットの水漏れ修理をしたときは、ホコリがコアの1/3ぐらい塞ぐぐらいへばりついていたんですけどね。

ヒーターコアの隙間塞ぎのスポンジは以前のヒーターコアの付け根からの冷却水漏れ修理の際にポロポロと崩れて劣化しまくっていたので、家用の隙間テープで代用しましたが問題無さげ。


カバーを際固定する際にフラップ上の支点に嵌っていることを確認しないとフラップの作動不良につながるので要注意。

ROVER MINI COOPERヒーターユニット仕組み

フラップ先端にも隙間テープを追加して、シール性UPのつもり。

車体側のヒーターコア固定金具は紛らわしい形状ですが、オイラのミニクーパーは上側に引っ掛ける方式でした。

MINI COOPERヒーターユニット固定金具


とりあえず、ヒーターコアのホコリ詰まりは問題なし。

水温もオーバークール対策が効いて水温は80度以上あるので走り出してエンジン回転が上がればヒーターが効くのですがね。

COOPERアイドリング終了後の計器

となると、これ以上のヒーター効き対策は、ベンツみたいに電動ヒーターポンプ入れるしかないかな~と、思った今日この頃。

2009年9月12日土曜日

涼しくなってきたのでミニクーパーから扇風機を取り外しました

涼しくなってきたので、ミニクーパーに取り付けてあった扇風機を取り外しました。

ローバーミニクーパーに取り付けてあった扇風機
mini cooper用自作扇風機取り付けステー

ついでなので、取り付けステーの裏側。

ミニクーパーの純正ヒーターパネル取り付けネジを利用してボルトオン取り付けできるように自作ステーですが、行き当たりバッタリの、現物合わせなのがバレバレ(^^;)
こんなんでも、つや消し黒あたりで塗装しておけばそれなりに見えるんですが、塗装嫌いだし、メンドクサイので、来年取り付ける時に気が向いたら塗装するかもしれない???と

2009年7月21日火曜日

ミニクーパーへ扇風機を取り付け

真夏~というわけで、エアコン無しミニクーパーでは人間が先にオーバーヒートしてしまう ので扇風機の取り付けをしました。

まぁこの扇風機も何年も前に購入してあったのですが、取り付けメンドクサイしな~と後回しにしていたら涼しくなって・・・を繰り返し早数年?
購入はしたものの扇風機のデザインが気に入らなかったので、取り付けの勢いが付かなかったというのもあったんですが、付けっぱなしにするパーツでもないので割り切ります。

ローバーミニクーパーに取り付けしたカー用扇風機


扇風機の取り付け場所を探したところ
 自分から距離が離れると効果が無いし
 自作メーターパネルのせいで運転席回りにはテキトウな場所がない
とか考えると、純正のヒーターパネルのあたりがベターかな~と

クラシックミニクーパーへ扇風機取り付け終了

扇風機の取り付けは、吸盤とか、両面テープは温度が上がると取れやすくなるのでミニクーパーの振動ではすぐに取れて最悪ペダル下で扇風機が暴れて怖い思いをするのが目に見えるので、アルミ板でブラケットを作成し、純正のカバー固定ネジを利用してネジ固定しました。
扇風機後ろの銀色の板が今回加工したアルミ板です。最初はヒーターカバーに穴空けようかとも思ったけど、簡単な形状のパーツなので、金切りハサミと、ドリル使って、やる気次第の10分加工だし~やる気のある時に作ってしまえ~と

電源はCDデッキを取り付けした際にアクセサリー電源を分岐できるようにして持ってきてあったので、そこに接続。

これで今年の夏はいつもより快適に過ごせるハズ。まぁ走っていれば扇風機有って無くてもいっしょなのだけれども・・・。