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2013年12月21日土曜日

ミニクーパー用QUAIFE ATB(LSDデフ)

イギリスのswiftuneから直接個人輸入したパーツは、クワイフデフでした。

MINI Cooper用クワイフデフQDF36K

ミニ1000にLSDを入れるとトラクション向上より、パワーロスの悪影響の方がが大きく、逆にコーナリングが遅くなる事の方が多いという話も聞くので、当初は純正デフのままいくつもりで2ピニデフのオーバーホールしたのだけど、半年もしたら気が変わる (^^;
QUAIFEならば、万が一エンコして押すハメになった際もノーマルデフ並?という打算・・・。

ま、バキバキのLSD入れるならトルクステア対策で等長ドライブシャフトにしたりとかになりそう???
参考:Mini Sport Equal Length Drive Shaft Kit Part
   Parts No:C-MAD005


QUAIFEは、ヘリカルLSDの一種なのですがクラウンホイール(ファイナルギヤ)はLSD専用のクラウンホイールではなく、ピニオンデフ用のものを使うのでノーマルデフに組んでしまった3.76ファイナルを組み替えないと!!

ローバーミニクーパー用quaife lsd


このデフの挙動的にはEK9の純正機械式LSDに近いフィーリングで、アクセル踏んでトルクをかけていればトラクションがかかり、トルクをかけていなければノーマルデフ的な。でも、路面状況が悪いところで中途半端に迷ったアクセルワークをすると巻き込んで回りそうになる。

2013年9月8日日曜日

ミニクーパーのドリブンギヤ(SPEEDO DRIVE)

ミニクーパーのギアボックス側のスピードメーターケーブル取付部、固定が片持ちになっていて、面圧稼ぎで変形ワッシャーを追加なんて設計の無理投げやり加減。

ローバーミニクーパー ギアボックススピードメーターケーブル取付部

この無理矢理対策も効果有るのか?無いのか?この部分はオイル漏れが多く、汚れでデロンデロン・ドロンドロンになっている事が多いんだけど、素直に2点止めに改良出来なかったんですかね~

分解すると・・・。

ROVER MINI Cooper SPEEDO DRIVE COVER クラシックミニクーパードリブンギヤ


んで、ミニクーパーの場合ドリブンギヤ(SPEEDO DRIVE? SPEEDO PINION?)はファイナルギヤではなく、ファイナルギヤのピニオン側のサードモーションシャフトに繋がるので、スピードメーターケーブルの回転数はファイナルのギヤ比の影響を受けます。

オールドミニクーパードリブンギヤはサードモーションシャフトへ接続

そのためファイナルギヤを交換すると、ピニオンの回転数(スピードメーターケーブル回転数)に対するデフギヤ(タイヤ)の回転数の比率も変わるので、スピードメーター誤差は大きくなります。

知っている限り、ドリブンギヤのギヤ比はの選択肢は1種類?(未確認ですが3種類ぐらいある?)ので、ファイナルギヤや、タイヤの外径の調整はメーター側が行うのが通例らしい?
センターメーターの場合、オドメーターの右下の数字で表し、その数値は60mile/hのときのメーターケーブル回転数を表します。ま、古い英国車なのでJISとはかけ離れた値。(JISでは、60km/hの時のメーターケーブル回転数は637rpmと規定)

このメーターは「800」と書いてますが、今ミニクーパーに取り付けてあるメーターは「1280」と書いてありました。
(未確認ですが800と書いてるメーターは外周がキロ表示なので60km/h時のメーターケーブル回転数カモ? 800を1.6倍するとちょうど1280だし)

スミスセンターメーター 60mile/h時のスピードメーターケーブル回転数

ま、素性の分からない中古センターメーターの場合、メーター専門業者で改修して全く違う値になっていたりする事もあるので、付けてみるまで分からない事もよくあること。。。

2013年8月3日土曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 25(C-STN77 ストレートカットクロスミ ッション組み立て)

個人輸入したC-STN77ストレートカットクロスミッションキットのファーストモーションギヤだけなぜか旧型用パーツで組めずに作業が中断していたのですが、3週間かかりイギリスから代替えパーツが届いたので組み立てる。

レイギア、リバース、セカンド、サードの各ギヤ

ローバーミニ ストレートカットクロスミッションギヤ


ファーストモーション

ローバーミニ ストレートカットクロスミッション ファーストモーションギヤ

ストレートカットギヤキットに付属するパーツは以上。
ファーストモーションと、レイギアは2種類あるので要注意。また、リバースもリモートとロッドチェンジで形状が違います。


ミッションをクロス化すると全体的にギヤ比が4速側に寄るのでファイナルも交換。
いくら「出足3尺しか使わない」と言われる???ミニクーパーの1速だけど・・・。
ヘリカルの3.76を選択。

ローバーミニ ヘリカルファイナルギヤ 3.76

「ファイナルギヤ」と言うことが多いですが、英国では「Crown Wheel and Pinions」と呼ぶらしい。


中古のシンクロを合わせてみると、まだドン突いていないのでまだ使える気がしなくはないですが、シンクロだけ交換なんてしようとすると、結局ミッションのフルオーバーホールになって大変な事(手間?そこそこ程度の良いミニクーパーが購入できるぐらいの費用?)になっちゃうので、ケチらず新品に交換しておきます。

ま、最初から既にシンクロがホボ全死に状態なのを、オイラが
 「ミニって古いからシンクロ機構無いんだ~」
と、勝手に思い込んだまま乗りはじめ、シンクロ機構があるという事実に何年も気がつかずに乗っていたので、シンクロ無くてもダブルクラッチも使わず普通に乗れるんですがね。

ローバーミニ 中古シンクロ クリアランス


新品のシンクロを合わせてみると、隙間が倍ぐらい違ったので、やはり交換しておいたほうが確実な感じ。

ローバーミニ 新品シンクロ クリアランス


レイギアのガタ(中央値の0.1mmでした。)とか、干渉とかしていないか確認しながら、ギヤはほぼ組み付け終了。シフトのセレクターをフリーにして~」

ローバーミニクーパー セレクターフリー


ミッションを2重噛合い状態にしてロック。

ミニクーパー ミッション 二重かみ合いロック


ファーストモーション(1-1/8インチ)と、ファイナルギア(1-1/2inch)のピニオンところにあるでっかいナットを締め付けて、ミッションの基本部分は終了

ミニクーパー ミッション ナット締付 1-1/8 ミニクーパー ミッション ナット締め付け 1-1/2


ついでに、先日オーバーホールの終わったデフも組み付けておこうと思ったのですが、何となくデフのベアリングの入る穴を見るとガスケットが無い状態で真ん丸に見えたのでデフハウジングだけ組んでシリンダーゲージで、ずれの確認。

ミニクーパー ミッション デフギア ベアリング穴径確認 ミニクーパー ミッション デフギア ベアリング穴径確認

結果、1/100~2/100mmぐらいは場所によってばらつきますが、工業製品的には十分円。

なんで真ん丸だといけないかと言うと、ガスケット入れるとせっかく綺麗な円筒なのに、ガスケットの厚さだけ円がいびつになりガタになってデフが動き~ バックラッシュが変わる。デフの部分はミッションのなかでも一番トルクがかかる部分なのに軸受けがガタ設定つて???しかもシムまで入れて軸方向に予圧かけている場所なのに。

ミニクーパー ミッション デフギアハウジング ガスケット要らない

これ、ガスケット入れる設計??? 意味ワカラン。
もしかして、オイル漏れが酷くて後からガスケット追加したけど、ハウジングの設定は手抜きしたトカ?

この部分は、液体ガスケットだけで組むかな~どうしようかな~

2013年7月29日月曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 24(デフギヤのオーバーホール&ファイナル交換)

ミニクーパーのミッションを分解したついでに、デフギヤのOHと、ファイナルギヤを交換。

ホントウは、4ピニデフとかの強化品に交換したほうが良いんでしょうが、1000なのでチューニングしても大したパワーも出ないので2ピニでも大丈夫?

ローバーミニクーパーデフギアオーバーホール


元々のデフに付いていたクロスピン。どう見ても段付き摩耗しているので交換します。クロスピンは強化品もあるようなのですがSTDにしておく。

クラシックミニクーパーデフギア用クロスピン段付き摩耗


他に交換するのは、プラネットギア(ピニオン)、スラストワッシャーと、プラネットギアのスラストワッシャー。

ROVER MINI Cooperデフギア用オーバーホール用パーツ


左が旧、右が新のプラネットギア。旧品は摺動面、歯面が磨かれている感じ。

Classic MINI Cooperデフギア用ピニオン比較


クロスピンと、プラネットギアを仮組

OLD MINI Cooperデフギア用ピニオンギア仮組


クロスピンは、ロールピンで固定されるので向きと取付位置が決まっているので、要位置合わせ。

ミニクーパーのクロスピン位置合わせノッチ


新品のプラネットギヤと、スラストワッシャーを入れてクロスピンを押し込んだらクリアランスが無さ過ぎてデフ回らない (T_T)

旧型ミニデフギアオーバーホール

LSDじゃないんだから、こんなにイニシャルトルクかかっても困るんだけど・・・。
このままミニクーパーに組んだらあっという間にベークライトで出来たメインのスラストワッシャーなんて砕けてあっという間に無くなりそう?


クリアランスを合わせるのにベークライトのスラストワッシャーを削って合わせるのは、何のために交換してんのか分かんないし~。
とか言いつつ組み上がる。

ローバーミニデフギア組み立て

アウトプットシャフトを入れ替えたり・・・ごじゃごじゃと。
結局、プラネットギヤのスラストワッシャーだけ中古品にしたらちょうど良い感じになったので、新品のプラネットギアのスラストワッシャーは使わず。ただし、このやり方で正しいのかは不明。

旧ミニクーパーデフギア用ピニオンギアスラストワッシャー


クロスミッション化に合わせ、ファイナルギヤのレシオを「3.76」に交換。街乗りメインなので「3.76」ぐらいで大人し目に?

オールドミニクーパーファイナルギアレシオ3.76

んで、ファイナルを変えるとスピードメーターの誤差が大きくなる。
今純正のファイナルギア比「3.213」で、スミスのセンターメーターの指示値とGPS計測値がホボ一緒なのだけれども、今回のファイナル交換で15%ぐらい速度が高目に表示されるようになり走行距離も多目出るんだけど、そういうもの。嫌ならファイナル交換なんかはしなきゃいい。

あとは固定用のボルトを締めるだけなのですが、とりあえず手感で締めたらだいたい締め付けトルクで40ft/lbsちょいぐらいかな~だったけど??? ちょんとした締め付けトルクは調査中。

ミニクーパーファイナルギアの締め付けトルクは?

ワークショップマニュアルを見たらオートマ用の締め付けトルクは出ていたんだけど、それでいいか?デフは一緒だし。(要は、ざっくり締め付けのまま何もしなくていいんじゃ?こと)。

2013年7月14日日曜日

英国ミニスポーツから不具合のあった1st Motion Gearの代替え部品が届く

先日、イギリスから個人輸入したミニクーパー用のストレートカットクロスギヤセットに、別の年式用(リモートタイプギアボックス用?)の1st Motion Gearが混入していて組めなかった事件の代替え部品が届きました。

代替えのギア単品の在庫が無いから1週間以上かかると聞いていたものの・・・。

結局は、パーツを送ってくれる話になってから届くまでに3週間ちょいかかる。「送るよ~」のメールの1つも無いのは相変わらず。 イギリスですから (^^;

RoyalMail ミニスポーツ

小包の輸送業者が
 Royal Mail
だったので、イギリス王室御用達の輸送業者??? 
なんて、普通に「イギリスの郵便局」ですね (^^;



早速、ファーストモーションギヤにベアリングを組み込んで確認してみたところ問題無く、これでようやくミッションが組める。でも暑すぎて・・・・・・。

ローバーミニクーパー ストレートカットクロス ファーストモーションシャフト

んで、ストレートカットクロスミッションギヤキットに混入していたリモートタイプギアボックス用?ファーストモーションギヤを送り返したわけですが、SAL便で送り返したら送料に2700円かかったのは内緒です orz

2013年6月20日木曜日

ミニクーパーのエンジンチューニング 20(個人輸入したC-STN77 ストレートカットクロスが 組めない?)

先週イギリスから海外通販したMS4014R(C-STN77)ストレートカット クロス ミッションを週末に仮組していたところ

Rover mini Cooper  transmission


1st motion gearにニードルベアリングが、組み込めないいというトラブルが (T_T)

ローバーミニクーパー ストレートカットクロス ファーストモーション


右側の純正ヘリカルカット ファーストモーション ギヤと比べると明らかに穴径違うし・・・。

穴径をざっくり測っると、今回のストレートカットギヤが約23.65mm、ノーマルのヘリカルギヤ約25mm。
C-STN77という、A+用のストレートカットクロスを購入したので、オイラの純正ミッションのファーストモーションギヤと同じベアリングが入るハズなんだけど・・・。

調べると、この穴径の小さいファーストモーションギアは、Pre A+ ?, earlier A ?用っぽい???

穴径が違うと言うことは、相手側のサードモーションシャフトの軸側がA+と、Pre A+で違い
 A+   18mm
 Pre A+ 14mm
というわけで、ファーストモーションと、サードモーションの間に入るニードルベアリングも違うようだ。

注文した部品と違うようなので、購入元のminisportsに問い合わせ何度かメールをやりとりしたところ、やはりファーストモーションギアだけPre A+用が混入してしまったようで、交換してくれることに (^○^)

ただし、代替えのファーストモーションギヤの在庫がないそうで、来週???

海外通販はトラブったときに、英語と、時差がチト面倒。

2012年9月3日月曜日

ミニクーパーのギヤレバーが1速へ入りにくい事象の対策

ミニクーパーの下回りの作業をしていたら、シフトリンケージボックスから出ているリンケージの位置がオカシイ事に気がつく。

リンケージシャフトが真ん中から出ていないんですが!?

シフトリンケージボックスの穴が長穴になってシャフトが左右にガタガタ動く (・_・)

ローバーミニクーパーのギアレバーハウジングの穴が偏心

シフトレバーを左右に動かすと、シャフトが回転する仕組みになっているのですがガタのせいで動かす毎に回転角が気まぐれに変化する~
回転角が足りないと、ギヤボックス内のシフターが1速と、3速の中途半端な位置に引っかかって動かなくなるっぽい。

特に信号停車後に、発進しようと1速にギヤを入れようとした時に、ギヤが入りにくい事象には、このガタも悪さしてそう。

見たところシフトリンケージボックスにカラーを突っ込めば対策出来そうなので、
 ギヤ入り対策パーツ出ているでしょ?
と、ミニパーツカタログや、ネット検索してみるも、探し方が悪いのか見つからない。

しょうがないので、テキトウに家庭用3Dプリンターで印刷。

ローバーミニのシフトリンケージボックスのガタ対策パーツ

素材がABSなので耐久性は全く期待していません。この自作カラーの効果が確認できたらアルミか真鍮で作りなおせばいいかと。

取付するとこんな感じ

ミニクーパーのシフトリンケージボックスのガタ対策

10kmちょっとしか試走していませんが、2~4速のシフトフィールは確実に良くなり気持よく入るようになったけど、肝心の停車時の1速の入り具合は、あんま変わらん気が (^^;


しばらくて・・・
1速にギヤが入らない現象は、この対策後なぜか徐々に良くなってきている気がしなくもない?
部品に当たりが出てきた? ま、この対策時にシフトリンケージボックスの構造を理解出来たので、1速の入りが悪い時にどういう操作をすれば入りやすいか? なんとな~く分かり操作法が変わってきたのも有るかもしれない。

2010年1月31日日曜日

ミニクーパーのエンジンギアボックス下部オイル漏れ修理から一週間経過

ミニクーパーのエンジンギアボックス下部のオイル漏れ修理から一週間。
時間も一週間経ち、数十キロ走り回った後で、本当にオイル漏れが止まっているかの点検です。

オイル漏れで破れたインボードドライブシャフトブーツ交換
エンジンオイル漏れの主原因だったデフサイドオイルシールの交換
ミニスペーアーズ製ギヤボックスリンケージオイル漏れ対策キットの組み込み

ローバーミニクーパーのエンジンギアボックスのオイル漏れ点検


オイルシールの交換修理の結果、エンジン・ミッション下&ドライブシャフトにしたたっていたオイル漏れは完全に止まった感じ。オイル漏れの原因はデフサイドシールの劣化で間違いなかったようです。
まぁ見当違いでタペットチェストカバーを外したりなんてことも(^_^;)

エンジンミッションオイル抜いたついでに組みつけした
 Minispares製 GEARBOX ROD CHANGE ANTI OIL LEAK SEAL KIT

オールドミニのギアボックスオイル漏れ対策
クラシックミニ用Minispares GEARBOX ROD CHANGE ANTI OIL LEAK SEAL KIT

も良い感じ。

ギアボックスリンケージからのオイル漏れ対策の定番パーツだけはあるかなと。対策パーツの価格もオイルシール単体を購入するのと大して変わらないし。